毎年帰ってくる　つばめたち

 

去年は、施設の外側に作った巣はことごとく、カラスたちの餌食になってしまいました。

カラスはカラスで必死です。

これも、自然界の厳しい現実。

皆が知らないところで、つばめとカラスの攻防戦が繰り広げられています。

 

「ツピーッ　ツピーッ！」と鳴きながら　ぐるぐると激しく素早く飛び交うつばめ。

この鳴き声は　親鳥が警戒しているときに出す鳴き声です。

 

休憩中に　そっと中庭のつばめを見ていたら、親鳥が2羽　えさやりに戻ってきて、「ツピー！ツピー！」私の前をぐるぐる旋回。

 

「これは、失礼っ(;’∀’)」と　私がちょっと距離をとると　また、餌を探しに施設の外へ羽ばたいていきました。

 

そして、２Fの高いところに、巣を作ったつばめ。

つばめの子供たち５羽が　落下しました。

そのうち１羽はだめでしたが、４羽は無事に巣立っていきましたよ。

 

ご利用者様も職員も、外のつばめの様子を見て　楽しまれています。

夏が終わると、つばめたちは　「つばめのねぐら入り」をして。

その後、集団で遠い海外の空へ飛び立っていきます。

 

また、元気で戻ってきてね。

利用者さんと一緒に、来年も待ってます。